うたカフェ、雅楽
Posted 2010年6月18日
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今回のうたカフェは いつもと趣向をかえて
宮城野雅楽會のメンバーにきていただき、
雅楽の演奏を楽しみました。
みんな 雅楽をこんなに近くで聴くのは初めて・・・
もちろん スタッフも初めて・・・
とても新鮮で貴重な体験でした。
日本伝統の三管楽器、
『鳳笙』 ほうしょう・・・天をあらわす
『篳篥』 ひちりき・・・地をあらわす
『龍笛』 りゅうてき・・・その間をとぶ龍をあらわす
この3つからなる和音の波
フレーズのかたまりで波をつくっていく、というお話がとてもよくわかりました。
アクテに装束を着て登場してくれた方々も初めて・・・新鮮な光景でした。
楽器の説明をしていただき
演奏がはじまると、くげの世界観につつまれたような
神秘的な空間にかわりました。
雅楽會の皆さんも
神社以外の場所で、しかもこんな小さなお部屋で
お客様がこんなに近いのは初めての経験だったそうです。
まさにLiveです・・・
貴重な機会を作ってくださり、
ありがとうございました。
皆様から、感想をいただきました。
・間近で聴いて思ったより大きい音でびっくりしました・・・
・平安の頃から楽器のかたちもほとんど変わっていないというのが
日本人の伝統意識を感じた・・・
・音量だけでなく、響きがとても豊かだった・・・
・貴重なお話をうかがえてよかった・・・
案外私たち、知らずと雅楽にふれていたのかも知れません。
『あんばい』 『うちあわせ』 など、私たちがいまでも使っている言葉の語源が
なんと雅楽用語からきたとは驚きでした。
陰陽道のお話も興味深かったです。
最後に『大きな古時計』を篳篥(ひちりき)で演奏してくださり絶妙なタイミングと ぴったりなリズムでアクテデュースの古時計が今だ!とばかりにぼーん ぼーんと演奏に参加。まるで計算?と思える ぴったりはまっていた古時計・・・みんな あまりの完璧なリズムとタイミングに関心!間違いなく、偶然という必然!!古時計も太古の演奏にまざりたかったみたいです・・・今日テーブルに飾った薔薇も偶然、『雅』という名前だったそうです。
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