有隣堂さんの裏打ち教室
Posted 2011年8月21日
on:- In: イベント | 墨画 ichinoseki emi | 教室 | 未分類
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書道や墨画を習っていると・・・
ふと気にいった作品ができたり、これはとっておきたいな~というものが生まれた時、
「裏打ち」という作業が必要になります。
画仙紙など 薄い紙に書いてヨレヨレの心持たない状態から
裏打ちをすると バシッと かっこよく 飾れる状態に一転!
見違えるほど 作品力がUPします。
一般的にみる掛け軸や額そうされたものは 裏打ちした後の状態・・・
今日は 皆さん 初めての挑戦で、自分の作品をお持ちいただき
裏打ち入門編を プロの表具やさんに教えて頂きました。
講師は有隣堂表具店の専務 真砂俊雄先生。
色紙サイズの作品 1枚の作業で 10分程度・・・という
そんなに時間のかかる工程ではありませんが
気を抜くと しわがよったり ・・・油断せずに丁寧に 大事に 進めていくことが大事ですね。
刷毛、糊、霧吹き、定規、カッター ・・・準備するものは 手に入りやすいものばかり。
土台となる裏打ち紙も 画用紙やコピー用紙で代用できたりと
思っているより身近な材料で揃います。糊や刷毛は100円Shopでじゅうぶんだそうで、
お持ち帰りの作業板は 何度でも使えるし、
これなら家でも挑戦できそうですね!
板張りしたままお持ち帰りいただいた作品は
ゆっくりと丸一日そのまま、日陰で乾燥させて・・・
自然とかわくのをゆったり気分で待ちます。
24時間たったらOK!
いよいよ作品を切り取って・・・完成!!
ますます愛着たっぷりの作品が誕生です!
明日 わくわく どきどきしながら 切り取って、今日お持ち帰り頂いた掛け軸に飾ってみましょう。 きっと 何ともいえない感動 だと思います!
一度でも この裏打ちを体験してみると、表具屋さんのスゴさ、ありがたさを実感!
掛け軸の布や紙の色を選んだり、額装する時のフレームとなるマットの色を決めたりするのも
とっても楽しくて 表具やさんのアドバイスやセンスが 仕上がりの完成度を上げてくれて
作品と表装が お互い生かし合っている魅力も ぜひ体感してみて下さい。
身近に、小さな作品を飾って 季節を演出したり・・・暮らしの中に彩りを
添えてくれる書や画を 気軽に飾れたら もっともっとお部屋が潤いそうですね。
真砂先生より・・・ 質問やこまったことがあれば 遠慮なくお電話下さい!とのことでした。
今日お渡ししたテキストを参考に頑張って挑戦してみて下さいね。
先生、お店がお休みの貴重な日曜日に ありがとうございました。
そして ご参加下さった皆様、お疲れ様でした!
有隣堂さんのHPには 先生が手掛けられた大型作品の裏打ち工程も掲載されています。
「有隣堂表具店」で検索してみて下さい!
〒984-0075 仙台市若林区清水小路8-40
電話/022-223-6467 有隣堂(まさごとしお)
※墨画教室の皆さんの作品は、『りらくモノ創り展』8/31~さくら野仙台店で
展示いたします。日時など詳しくは『お知らせ』に掲載しています。
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