縁起物の扇子
Posted 2011年12月15日
on:- In: イベント | 墨画 ichinoseki emi | 教室 | 未分類
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今月のはじめ、結婚のお引き出物にと 墨画扇子のご依頼をいただき、
幸せのお裾わけを頂きながら かなりの数の扇子を描き続けておりました。
今年の後半はウェディングドレスといい 引き出物といい
大切な節目にふれるような 有難いお仕事に恵まれ感謝しています。
“扇子” は、 末広がりの縁起のよい形なので ご贈答にはぴったり。
たためば小さくて軽くて、日本らしい海外へのお土産にというご依頼も頂いております。
モチーフも ミモザ(友情) 薔薇(愛) ベリー(実り) 南天(難を転じる)・・・など、
笑顔になれるようなものを描かせていただきました。
京都で作られている本画仙扇子に 直接描くので もちろん全て一点ものです。
おうぎ(扇)はとびら(扉)という字からきているとも云われているので、
何か大切な節目の記念に贈るという粋なはからいは 古く平安のころからの風習にあったようです。
源氏物語などにも出てくるように 花や和歌を扇子にのせて渡したり、
コミュニュケーションの小道具だったとか。。。
末永く丈夫な“竹”を骨に束ねて、端の一点を要(かなめ)に未来が広がっていく扇型。
昔話でも 花咲か爺さんは扇で「華をさかせて」・・・
みんなを盛り上げてパワーをくれる応援団も手には扇子、
落語や茶道でも もてなす側とお客さまの境をつくるために 星座をして手前に綴じた扇子をおくそう・・・
奥が深い 粋なおくりものとして 素敵だな~と思いました。
贈られた方々が 末永く幸せに過ごせますように。
包装は ラッピングコーディネーターの資格をもつ まつうらこのみ先生にお願いしました。
イメージや用途にあわせてご相談できて 1つ1つ心をこめて包んで下さるのでおまかせして安心です。
このみ先生、只今アクテでテーブルコーディネート教室2回めを開催中。
先日と同じお正月の内容です。
次回は 2月16日(木)。17日(金)の2階開催
「おひなまつり」
11:00~13:00
講座∔お食事料込 ¥4000
※先生のご都合で、1月のテーブルコーディネートはお休みさせて頂きます。
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