いざなう月の琴
Posted 2015年1月23日
on:2日間にわたってピアニスト齋藤卓子さんのコンサートが開かれました。
初日は夜に ゆったりと少人数で2時間、
聴きかたのお話も交えてより深くクラシックにふれていただくタイプ、
2日めはお昼間に・・・
どこかで聞いたことがある、というおなじみの名曲を中心に
年に一度の<新春クラシックコンサート>。
生で演奏を聴くという機会が少ない方が多くいらして
音の響きや余韻にうっとり 皆様身体をゆらして親しんでおられたのが印象的でした。
ヴェルクマイスター調律という古典調律になっているこのピアノ、
演奏後、<ピアノがこう弾いてみたら>と誘導してくれる時があって弾いていて楽しかった・・・とピアニストはおっしゃってました。
以下 齋藤卓子さんよりメッセージです。
今年最初のサロンコンサート《 いざなう月の琴 》、
お陰様を持ちまして無事終了致しました。
お集まり下さった皆様、ありがとうございました。
この度はバッハとモーツァルトをご紹介致しましたが、
彼等の音楽から立ち昇る表情の違いに驚かれつつも、
お客様お1人お1人もご自分なりの聴き方を持たれ、
しっかりと作曲家の個性を聞き分けられながら
楽しんで下さったご様子でした。
古典調律の響きによる効果も大きかったと見え、
演奏の瞬間瞬間に楽器や音楽からの要求があり、
私自身もそれに応えていく高揚感を覚えました。
心地好い集中を持って演奏に臨むことが出来、
真剣に聞き入って下さる皆様と共に音楽を味わうという、
とても幸せな場と時間を頂きました。
アクテデュース主宰の一関恵美さま、
調律師の小田島智さま、
カフェサービスを担当して下さった和草さま、
大変お世話になりました。
深く御礼申し上げます。
次回は春に開催の予定です。
詳細が定まりましたらご案内致します。
齋藤卓子♪
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