いざなう月の琴
Posted 2018年6月17日
on:サロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.21
昨日(6/15)無事終了致しました。
間際になって急にお越し頂けることになった方や久し振りにお会い出来た方、毎回リピート下さっているお馴染みの方に今回初めて御参加下さった方と、思い掛けず沢山のお客様をお迎えし、嬉しく楽しい、賑々しい会となりました。雨の中をお集まり下さった皆様、ありがとうございました!
ショパンを主軸にプログラムを組みましたが、さすが “ピアノの詩人” の作品は名曲・有名曲が数多く、お客様も親しみを持って聞いていらした御様子でした。
私自身もショパンを取り上げるのは久々のことだったので、改めて作品の完成度の高さや音楽性の豊かを実感しながら「やはりショパンは美しいな~!」と燃焼度を上げて臨みました(…もとい、自ずとスイッチが入ってしまいました)。併せて演奏したドビュッシーではお客様が明るく清澄な音色を通じてショパンとの違いを直ぐに感じ取られ、古典調律の響きをお楽しみ頂けたようでした。性格や表情の異なる様々な楽曲を各々の感性で味わって頂けたならとても嬉しく思います。
「弾き手から放たれた音・音楽が聞き手に届き、内側に沁み入り、記憶や感情、イメージ、そうした何かを催させる。その方の感覚に訴える演奏をしたい。それが叶えられたらどれだけ幸せだろう」と、お客様と目を合わせながら、言葉を交わしながら、充実感と共に しみじみ強く思いました。これからも励みます。励もう。励まねば。
次回の サロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.22 は2018年8月24日(金)19時より、
仙台大町のアクテデュースにて開催致します。曲目は改めて御案内致します。
どうぞお楽しみに♬
ピアニスト 齋藤卓子
コメントを残す