長月のお香講座
Posted 2018年9月18日
on:今日からはじまりました「五感で愉しむ和の習い事」
お香講座、重陽の節句をむかえるちょうどこの時期に調合し、邪気祓いによいとされている「茱萸袋(しゅゆぶくろ)」を作りました。これから年末まで心地よく過ごせますように。
こちらのお香教室は、香をかぎわけ当てあうものではなく、
初めての方も気軽に簡単に入り込める 和の教室です。
節句や風習を大切に、その折々によって自分の好きな配分で香りを調合していきます。
同じ植物香を使っても、それぞれの配分違いによって、別物に仕上がりました。
それぞれ調合した茱萸袋、源氏物語ゆかりの源氏香柄や鳳凰柄など、和布選びもみんなで盛り上がってました!
今回、重陽の節句にちなんで使った上質な山椒は、とても爽やかで柑橘系のスキッとした香りでした。
白檀や木工などまぜ方によっては甘い柔らかさも加わり、
みんな微妙に異なる自分の香り袋ができました。
禅の世界ではじまり、聖徳太子のころは香をまとう薫物(たきもの)、
源氏物語や平安の頃は和紙に香をしのばせたり、「衣被香(えびこう)」のように、衣装に焚きしめ香りを身にまとったり、
邪気払いからお洒落まで、時代にそって香りは実用的で身近だったのですね。
講師の田中志津さんに日本の風土や四季にあった香を教えて頂き、
慌ただしくなりがちな日常に 優雅に、ほっと一息つける時間をご一緒しましょう。
菊の節句にちなんだお菓子や養生茶も教室後にいただきました。
次回、同じ内容で10月14日(日)10時半~12時半開催致します。(限定5名様)
※同日午後の会は満席になりました
*講師・薫物屋香楽認定講師 田中志津
*参加費・当日5400円(税込)材料費資料込・季節の養生茶とお菓子付
(材料の準備をしておりますので、当日のキャンセルは参加費をご負担いただきます)
*予約・090-8615-5747(田中)
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