桜の香りの文香作り
Posted 2019年3月19日
on:【弥生のお香座のお知らせ】
〜桜の香りの文香作り〜
二十四節気の七十二候「桃始笑」も過ぎ、
梅、桃、桜と、地域によっては一斉に蕾もほころび、じわじわと春が来たと楽しませてくれている頃かと思います。
そして、この時期は別れがあり、出会いがあり〜それぞれのスタートでもあるのではないでしょうか
今はメールや電話で事足りることですが、こういう時期だからこそ「手紙」はいかがですか?
「五感で愉しむ和の習い事」
【弥生のお香座】は
《桜の香りの文香》を調合します
◆文香とは◆
文(ふみ)が香(かおる)と書き、手紙と共に香りを送ったり、文書とともに保管したり、身に着けて香りを楽しむ匂い袋です。
最近では、お手紙のみならず、スマホケースやお財布・名刺入れなどに入れてほのかな香りを楽しむことができます。
意外と知られてないものではありますが、歴史は古く日本の文化にとても親しみ深く素敵な文化の一つです。
紙に香りを焚きしめることは、平安時代の貴族たちにとってとても重要でした。というのも、当時の男女の付き合いはまず、恋文から始まります…
手紙は初めから目当ての姫君に届くとは限りません。まず姫君の周囲にいる女房や乳母などが手紙をひらき、男性の品定めをします。
紙の種類や、手紙に添える折り枝(梅や藤など様々)の趣味、文字の筋、和歌の腕前、そして紙に焚きしめられた薫物の香りも。
季節の香りを届けられるのは手紙ならでは
これだけ発達したコミュニケーションツールがあるなかで、メッセージと共に匂いを共有できるツールは、手紙に勝るものはないのではないでしょうか
時代が進化すれば可能かもしれませんが、手紙の程よいタイムラグと匂いと季節で「その人」と共有できる「記憶」は、とても素敵なことですね。
デジタルな時代だからこそ、アナログな良さが見え隠れし、文化の継承となっていくことを願っております。
◆講師◆
「五感で愉しむ和の習い事」Wa-raku 主宰
認定香司 田中志津
◆開催日程◆
*限定5名様
3月24日(日) 13:30〜15:30
《会場》アクテデュース
※お車でお越しの方は、提携駐車場はございませんので最寄りのコインパーキングをご利用下さい。
◆参加費◆
5400yen(税込) *お茶&デザート付き
*当日お支払い・材料、資料含む
*材料の準備をしておりますので、キャンセルのご連絡は前日までにお願いいたします。
(当日キャンセルは参加費をご負担いただきます)
◆お申し込み・お問合せ◆
・e-mail: waraku729@gmail.com
にお願いいたします。
・お名前・ご連絡先をお書き添えの上、お申込をお願いいたします。
「五感で愉しむ和の習い事」
Wa-raku 主宰 田中志津
Tel 090-8615-5747
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