空色のコラム 63
Posted 2022年12月24日
on:冬至といえば 南瓜と柚子

冬至について 私が印象深いのは
子供の頃 母から聞いた「冬至十日前」という言葉です。
当時 私や友人達は 日々ほとんど外遊び。
そして日が暮れる前に 家に帰るのが暗黙のルール。
「冬至の日は 一年で一番早くに 日が暮れるのかな」と言った私に
「日暮れが一番早いのは 冬至十日前だよ」と母。
母の話は
冬至は 最も日中の時間が 短いけれど
日没が一番早いのは 冬至の十日くらい前である。
自分は周りの大人達から そう聞かされてきたし 実際にそうである。
昨今ではネット等で調べれば 詳しいデータで 解りやすく説明もされています。
しかし 昔の農村で暮らした 母の上の世代の人々は 経験上そうしたことを知り得ていたのでしょう。
この季節になると
何とはなしに 懐かしく思い出されます。
Column&Photo 山川里子
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