1つの区切り・・・落款印
Posted on: 2008年10月1日
今日から10月、衣替えで制服も色合いが変わり、それだけでも街の風景が少し違ってみえます。
朝晩急に肌寒くなり、私も風邪ぎみで、ぼーっとしてます・・・
書や日本画などには付きものの“落款”(らっかん)を今夜は彫ってみようと思います。
墨画の完成時も、この落款印を押して終了です。
「私が描きました」というしるしであることは勿論ですが、「これが私の持っている力の限界です」
という気持ちになった時に押しすもの・・・と教えて頂きました。ある意味では見切りなのです。
やればやるほど深くなっていく世界は何でも同じだと思いますが、私の場合、これで完璧!を待っていては・・・死ぬまでむりかも・・・
そんな訳で、『今の時点の限界』という、1つの区切りというか見切りをつけ、ある意味で自分の手を放すという事になります。
展覧会などをみると篆刻(てんこく)いう世界も奥深いようですね。
私は習ったわけでもなく、本を見ながらの素人でとっても下手なんですが・・・・がりがりと石を削ってます。
今は「消しゴムハンコ」が流行っているようで、文字やイラストなど皆さん気軽にハンコ作りを楽しんでるようですね。
コメントを残す