Posts Tagged ‘齋藤卓子、サロンコンサート、ピアノ、古典調律’
モーツアルトのピアノ
Posted 2020年2月22日
on:サロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.30
お陰様にて昨日2/21無事終了致しました。
世の中で出控える空気があるところをご参加くださった皆様、ありがとうございました!
今回は全曲モーツァルトの作品によるプログラムをお聴き頂きました。天衣無縫の極みとも言われるモーツァルトの音楽から、ただ明るいだけではない、味わいも深みも複雑さもあることを感じ取って頂きたかったので自然と言葉が多くなっていたかもしれません。私自身はお喋りするように弾くことを心掛け、彼の快活で奔放な面を表現したいと思って臨みました。
初めてお越しになったお客様からも「イメージを膨らませて楽しく聴きました」との嬉しいご感想を頂いて、サロンコンサートならではの近しさを思い、こうした遣り取りが有り難く幸せで、だから私は続けているのだなぁ と心が温かくなりました。
それにしてもモーツァルト、楽しかったな~!また弾こう♪
皆様、ありがとうございました!
次回のサロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.31 は少しばかり先となり、2020年6月19日(金)19時より仙台大町のアクテデュースにて開催します。プログラム等の詳細は後日改めて御案内致します。どうぞお楽しみに♪
齋藤卓子 pianist
ピアノコンサートのご案内
Posted 2019年12月12日
on:明日は「いざなう月の琴」
岩手在住のピアニスト斎藤卓子さんのサロンコンサートが開かれます。
会場準備が進む中 目に留まる 絶妙な色あいに紅葉した
柏葉あじさいのグラデーション、
アクテデュースの小さなベランダもこんなに豊か。
気づいた方々に大絶賛されています!
明日は今年最後のピアノコンサートになります。
昼の部はプライベート予約となっておりますが、
夜の部はお席のご予約可能です。
慌ただしくなるこの時期にこそ、ゆったりと優雅なピアノでお寛ぎください。
「いざなう月の琴」
ピアノとお話 斎藤卓子
12月13日(金)
夜の部19:00開演(15分前開場)
3000円(お茶付)
ご予約 022-265-5350
アクテデュース
いざなう月の琴、中秋の名月に
Posted 2019年9月15日
on:サロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.27
昨日(9/13)無事終了致しました。お集まりくださった皆様、ありがとうございました!
今回は「シューマンのピアノ曲で綴る『智恵子抄』」と題して演奏のみならず私の朗読もお聴き頂きました。読み手としてはやはり拙さがありましたが、声にして読み上げることで詩の持つテンポや言葉のリズムがまるで音楽のように感じられ、その瞬間瞬間に生まれる感情の鮮烈さに自分が反応して行くのも面白く、「私にとっては朗読もまた演奏と同じなのだな」との思いを強くしていました。
後で教えて頂いたのですが、『智恵子抄』を読み、演奏している間はお客様の殆どが目を閉じて聴き入ってくださっていたそうで、詩の物語性を音楽と共に追いながら、私が描いた『シューマンと智恵子抄』の世界に、私が願っていた以上に没入して頂けたようでした。
大変緊張もしましたが、愛してやまないもの・面白いと思うものをお客様に打ち出した清々しさと、サロンという場を楽しみ、共に分かち合えた喜びで胸がいっぱいです。
終演後は雲間に中秋の名月が顔を覗かせてくれ、ご褒美を頂いたような気持ちになりました。
居合わせてくださった皆様、本当にありがとうございました!
次回のサロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.28は、2019年11月1日(金)の晩に開催致します。
友人のピアニスト 福士恭子さんをお迎えして、連弾やそれぞれのソロをお楽しみ頂く予定です。
福士恭子さんはフィンランドに住まわれていたご経験から、フィンランド所縁の音楽をお聴かせくださいます。
盛り沢山な会になることと思います。どうぞご期待ください!
ピアニスト 齋藤卓子
齋藤卓子さんより。
Posted 2016年12月16日
on:サロンコンサート《 いざなう月の琴 》vol.17、
おかげさまを持ちまして昨日無事終了いたしました。
お集まりくださった皆さま、ありがとうございました。
いつにも増してあまり弾かれる機会の無い、
初めて耳にされるだろう作品を多く取り上げましたが、
全員が高い集中を持って熱心に聞いてくださいました。
演奏会という時空間に溶け込んで、音楽が誘い込む
景色を楽しんで頂けたのではないかと思っています。
終演後のお茶会ではお客さまとご一緒にテーブルを囲み、
互いに目を合わせて語らう幸せな時間を頂きました。
こうした親密な遣り取りが出来ることも、
このコンサートシリーズの良さだと感じています。
もっと色々と皆さまからお話を伺いたかったのですが、
それは次にお会いした時の楽しみにしたいと思います。
調律師の小田島智さま
アクテデュース主宰・墨画家の一関恵美さま
今回も大変お世話になりました。
皆さまに深く感謝しつつ、
清々しい良いお年をお迎えくださいますよう
心よりお祈り申し上げます。
ピアニスト 齋藤卓子