松本ピアノ日記①
Posted on: 2010年8月24日
戦前に職人さんの手によって丁寧につくられたピアノ・・・
110年間だけつくられた 日本のピアノの先駆けといえる 『松本ピアノ』が
県内の或る旧家にあるということを 人づてに教えて頂き
ご縁あって 拝見することができました。
長いこと 誰も住んでいなかったお宅に
所々音のならないピアノではあるけど
重厚な存在感をうけました。
絶妙なタイミングと
たまたま・・・というご縁が 幾つも重なりあって、
不思議な嬉しい流れで、
アクテデュースに置かせていただく事になりました。
音のならない このピアノを修復し、
何年も眠っていた貴重なピアノが
もう一度 蘇ることができれば・・・
そんな願いや、みんなの想いが どんどん広がっていきました。
或る調律師さんのご厚意で
修復に挑んでいくことになりました。
『新しいものがいいという訳ではない。』
調律師さんが仰ったその言葉は
この 松本ピアノが伝えてくれる何かを代弁しているような気がしました。
ふたをあけてみると
・・・ ? アクテデュースの鍵 ?
ちくちく 手縫いでつくられたフェルトのポッケに
上品に納まっておりました・・・。
ゆっくり ゆっくり 眠っていたピアノが優しく目をさますように祈りながら、私たちもゆっくりと 音を奏でる日を 待ってみましょう・・・。(つづく)



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