漆工芸と墨画
Posted on: 2012年10月3日
- In: イベント | 墨画 ichinoseki emi | 未分類
- コメントする
『木とうるしの工房・ウッディーポエム』鈴木氏との作品、
今年も11月はじめ アエル1階丸善ギャラリーにて展示いたします。
2年前、『りらく・モノ創り展』で出逢い、漆に描いてみませんか?とお話をいただき
去年実現した漆と墨画。
先日てもとに木工の土台を受け取り、昨日から取りかかっております。
写真は しらきの状態に墨画を描いた状態・・・
もちろん全て一点ものの手描きなので、構図もなにもイマジネーション任せで、
描きたいように描いている部分と、自然と描かされていくところと両方で進んでいる気がします。
このあとまた秋保の漆工房にバトンタッチ。上から漆をかけて乾かしていきます。
なんと・・・今年は さくらの木のテーブルに描く事になり、大しごと!
直径60センチほどの丸テーブル・角テーブル・70センチの丸テーブル、そして秋田杉の2つ折りついたて、
どれも立派な木で それだけで素敵です。
桜に桜を墨で描くということで、緊張と楽しみとありますが、
木が生きるように描いてみたいとおもいます。
漆の木工は 使うほどに艶が出て、年月が経つほど木が漆を自然にすい、墨の色がどんどん浮き出てくるかのように見えて、
育っていく楽しみがあります。去年のものが1年たった今 明るい木の色にかわってきて墨色にも奥行きがでてきています。
ほかにも 普段使いできるお椀や自然の形を生かしたお皿など、可愛らしい木工を沢山お預かりしました。
11月、ギャラリーでご覧いただけるように・・・がんばります。


コメントを残す