Posted by: acteduce on: 2023年6月26日
懐かしい形の 郵便ポスト。
近頃は 自分から手紙を出す
あるいは こちらが手紙をいただくなど
無いに等しく。
“水茎の跡も麗しく”の表現も
“恋文”という語も
ほぼ耳にも目にも しなくなりました。
源氏物語『幻』の巻で
出家を決意した源氏が
亡き紫の上からの 手紙の束を見つけ
それを燃やす場面で
手紙の文字の 墨の跡の美しさが
描かれる様子があります。
夏至を過ぎ
梅雨はまだ明けないなか
六月の薄曇りの空に
とりとめのない事を思った次第です。
column&photo 山川里子
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