アクテデュース

Archive for the ‘ピアノ’ Category

8月にここに松本ピアノがやってきてから3カ月・・・

まるでずっと前から在ったような存在感、

そして 引き寄せられるように必要な人をよびよせ

面白いほど 必然性を思わせる流れや巡りを 

このピアノが放っているようです。

『やるな~このピアノ』 『前に座っただけで何かスゴイ』

『一つ一つのけん盤が こう弾いて って教えてくれる』 

『重厚で深みがあって このピアノにしかない個性があって・・・しばらくお話して少しずつ仲良くなりたい。 ピアノとコミュニケーションをとりたい』

そんな風に このピアノを愛するピアニストたちは 同じことを口にするから 聞いている私は 本当に不思議な感じです。。。

弾く人は ピアノのメッセージを読み取り

それぞれのかたちで 伝えてくれているような気がしました。

写真家の佐久間直美さんは 写真でピアノの言葉を引き出してくれて

1枚1枚に お話があるような そんな写真を撮って下さいました。

この 小さな箱に入った 小さな写真セット

『acteduce MATSUMOTO PIANO』 ミニミニ写真集。

ナント!!  ピアノお披露目会の時に ご覧いただける予定!!

只今 試作を繰り返し、急ピッチで創作中です。

箱の中には けん盤の数にちなんで12枚のピアノのモノクロ写真が入っています。 12枚それぞれに 物語を感じて・・・

 ・・・泣けます・・・

急ピッチで進めてくれているのは 調律師の小田島さんも同様!

今日も もう一度 ピアノのアクション(まさに心臓部分)を取り外し、ご自宅で調整してくれています。 演奏会やコンサートでの調律が立て込んでいるこの一番忙しい時期に 本当に恐縮です。ありがとうございます!

お昼すぎ、取り外しの前に ・・・ 

ピアニスト/齋藤卓子(さいとうつなこ)さんが

28日(日)に開かれる『智恵子抄~冬~』での

イマジネーションを広げられていました。

シューマンのピアノ曲と高村光太郎の「智恵子抄」、

この日アクテデュースは どんな空間にかわるのでしょう。

■11月23日 松本ピアノお披露目会  

■11月28日 智恵子抄 冬

■12月19日 片山敦夫 Xmas acoustic Live  ・・・・

               ※日時等詳しくはhp『お知らせ』をご覧ください

1つの新しい始まりとなる 3つの催しで 松本ピアノをぜひ味わってみてください。

この魅力を 皆様にお届けできる日を楽しみに・・・・

それぞれが 準備を重ねているところです。 

歴史あるピアノの 新しいスタートに 皆様 お立会いを!!

仙台ライフスタイルデザイン協会作成の冊子が完成!!

 

緑、川、海、山 街並み・・・仙台のまわりには魅力的な場所、風景が

こんなにも近くに揃っています。

NORTH EAST STYLE Vol.0

仙台や山形を拠点に活動を繰り広げているクリエーターや

フード・アパレル・インテリア・グリーンetc.各SHOPが参加・・・

 

ことしで2年目を迎えます。

 

こだわりをもった丁寧で豊かな暮らしを日常に・・・

 

僭越ながら・・・

私も冊子の一枠に 松本ピアノについての文章を書かせていただきました。

ピアノの写真を担当して下さったのは 大沼英樹カメラマン。。。

桜の写真で有名な大沼さんとご一緒できるなんて、嬉しい限りですが・・・なんだか恐縮です。

 

物語のある 『時空を超えたピアノ』 を

アクテデュースの古時計を ガラス越しに撮ってくれた

ドラマティックでノスタルジックなピアノの写真が

掲載されています。

他にもSHOPのオーナーさん方が素敵なコラムを書かれていますので必見です!

こちらの冊子は 参加店頭などで無料でお渡ししておりますので

ご希望の方はご遠慮なく アクテデュースまで。。。

仙台の新しい風を感じられる一冊になっていますよ。

 

 

 

 

 

BonsoirFrance! 特別企画

~フランスの音色~

マルグリットフランスを囲んで VIOLINの演奏とお話

 

バイオリニストのマルグリット・フランスさんが仙台に!

 

アクテデュースの小さなお部屋で

まるで夢のような一夜、ルームコンサートがひらかれました。

マルグリットさん、お昼ごろ仙台に到着、

アクテデュースのドアを開けたとたんに

“か~わい~い” “とっても ここ いいお部屋~” と気に行ってくれて

すごく嬉しかったです!

今夜はピアニスト・知野礼美さん、バンドネオン・渡辺公章さん、

豪華な3人の演奏家の共演です。

仙台でマルグリットさんの演奏が聴ける・・・というだけでも貴重なのに

なんともいえないこの距離、 ・・・近いです!

オーケストラ時代からビックホールでの演奏がほとんど。

“こんなにお客さん近い~!”と流れるような日本語のご挨拶でスタート。

歴史あるヴァイオリンを 当時の技術で演奏していただき

この深い音色に お客様は吸い込まれていきました。

・・・ program ・・・・・・・・・

♪ヘンデル ヴァイオリンソナタ ニ長調

♪ヴェラチー二 ソナタ第二番

♪モーツアルト ソナタ イ長調 KV12

♪ヴィヴァルディ 「調和の霊感」OP. 3-11

2つのヴァイオリンのための協奏曲

♪フランク ヴァイオリンソナタ イ長調より  第3・第4楽章

 演奏の間には「おしゃべりタイム&質問コーナー」

ふだん聞けないような・・・レアなお話で楽しませて下さいました。

「音楽のために100歳まで生きる」というお言葉通り

パワフルで明るいオーラがお人柄からも伝わりました。

program終了後も いつまでも拍手はなりやまず・・・

3人でタンゴの演奏をPRESENT。

マルグリットさん、知野さん、渡辺さん

素敵な音楽を ありがとうございました。

またこのような素敵な時間を 皆様にお届けできますように。

そして・・・修復が進む中、はじめて演奏会に加わった「松本ピアノ」に

蔭ながらずっと付き添ってくれた調律師の小田島さん、

今後ともお世話になります。。。

日仏楽友協会 http://www.afjam.org/

国際音楽教室ソルフラン http://www.chanteclair.co.jp/IndexJp.htm

  

先月からアクテデュースでの修復作業がはじまった松本ピアノ、

  

今日も調律師の小田島さんが音の調整をしてくれています。

海の近くからここに引っ越してきて一か月、

空気の乾燥具合や環境の変化になれるには

春夏秋冬 一年を過ごして 

やっと 楽器はその場所に馴染んでくれるそうです。

当時の部品のままで

当時の音に蘇ってほしいと 小田島さんは丁寧に仕事を進めてくれています。

先日 河北新報朝刊で 

思い出のピアノ スイートトーン 

「職人の志伝え 響き再び」

という記事として掲載していただきました。

しばらくたったころ、

ある女性の方から 新聞の記事を読んで・・・と お電話をいただきました。

お話をうかがうと

なんと  松本ピアノ創業者のひ孫 にあたる方で

仙台に松本ピアノが在るなんて驚いて!と感激のお声でした。

私たちも 仙台に松本ピアノのご親族がいたなんて!!と驚きです。

そして 今日、調律が行われるお知らせをしたところ

都合をつけて 訪ねてきて下さいました。

ひいお爺さんのピアノと 運命的なご対面・・・

アクテデュースに このピアノがやってきた巡り合わせは

必要不可欠な人々が次々と現れて 

不思議と流れるように事がはこび、

あまりにも できすぎたようなストーリーでしたが

また ひとつ 新しい繋がりが広がり 

とても幸せな気持ちです。

音が出るようになり

これから 何度か調整を重ねて

小田島さんに付き添われながら

このピアノが元気に蘇っていく 

そんな今の時間も

ピアノは嬉しく思っているように 伝わってきます。

 

国産品ピアノの製造元祖ともいえる「松本ピアノ」

創業者であり製造者である松本新吉氏は

「自分の求めるピアノ」を生涯つくり続けました。

音色を重視したピアノづくりは、素材も国内のものを吟味し、

部品1つ1つ手作り、あくまでも国産にこだわっていました。

 

 

同じころ、他社は文部省の後押しをうけ欧米へ渡り

機械や部品を買い付けできる恵まれた環境の中

輸入した部品を組み立て、

自社ブランド化し企業としての広がりをみせます。

 

一方、松本氏がアメリカに渡った目的は、ピアノの製造技術の研究・・・

 

いわゆる“修業”という独自のライフスタイルだったのです。

しかも国に妻子を残し、すべて自費。

 

まさしくピアノに人生をかけた生きざまは、

生涯続いた情熱だったのでしょう。

 

 

当時日本からピアノの買い付けに行くものはいても、

工場に製作を学びに修業・・・というのは東洋人ではじめて。

チャレンジ魂と日本職人のモノつくり魂、

そして何より調律の腕前がアメリカ人をうならせたという実力は

そのころ厳しかった人種差別という壁も消し去り、

“日出づる国の進歩的な市民の第一歩、松本新吉帰る”そんな新聞記事で

日本への帰国を惜しまれたそうです。

 

 

戦後の厳しい時代も乗り越え、三世代に渡り製造された松本ピアノは

「美しい音色のピアノ」 という、とてもシンプルで日本人らしい志をもち、

精一杯の僅かな台数を、丁寧につくり続ける

日本の手しごと、職人魂の象徴のように思えます。

 

 

 

惜しみなく手間をかけるか、いかに手間を省くか、

アナログとデジタル、

使い分けの選択を慎重にいきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真家・大沼英樹氏が撮られた松本ピアノの一枚は

秋に冊子の一ページで掲載、

皆様にもご覧いただける予定です。

 

ゆっくりと戻ってきている音色、

皆様にお聴きいただける日を

もうしばらく 

楽しみに お待ちください。

 

 

 

 

 

調律師・小田島さんの手によって進められている“松本ピアノ”の修復ですが、

“音がでるピアノ”となって 心臓部分を戻すところまで順調に進みました。

 

これは 修復前の写真。

ガタガタと不揃いで、音も出たり出なかったり

音階も狂っていて・・・

とても弾ける状態ではありませんでした。

 

小田島さんがご自宅で内部を復元、

今日、再びはめ込み 何度か調律を繰り返して下さいました。

 

 

小田島さんが一番心配していた 弦の切れもおこらず、

板が割れることもなく、

第一段階はクリアできた状況です。

 

とりあえず、けん盤を強く叩くようなフォルテッシモ抜きで・・・

優しく弾くぶんには大丈夫!と

小田島さんに笑顔で言われ・・・ホッと 一安心。

カビや錆びもおとされ 

ピアノさん、

凛としてきました。

 

何十年と眠っていたわけですから、

パッっと いっきに完成!といかないところが

趣きの一つでしょうか。

しかも、

“優しく弾いてね・・・“と労わりながら

曲を選ぶ制限もまた

なにか新しい物語が生まれそうですね。

 

明日は写真家・大沼英樹さんが

このピアノを撮影にきてくれます・・・・。

                (つづく)

 

戦前に職人さんの手によって丁寧につくられたピアノ・・・

110年間だけつくられた 日本のピアノの先駆けといえる 『松本ピアノ』

県内の或る旧家にあるということを 人づてに教えて頂き

ご縁あって 拝見することができました。

 

長いこと 誰も住んでいなかったお宅に

所々音のならないピアノではあるけど

重厚な存在感をうけました。

 

 

絶妙なタイミングと

たまたま・・・というご縁が 幾つも重なりあって、 

不思議な嬉しい流れで、

アクテデュースに置かせていただく事になりました。

 

音のならない このピアノを修復し、

何年も眠っていた貴重なピアノが

もう一度 蘇ることができれば・・・

そんな願いや、みんなの想いが どんどん広がっていきました。

 

或る調律師さんのご厚意で 

修復に挑んでいくことになりました。

 

『新しいものがいいという訳ではない。』

調律師さんが仰ったその言葉は 

この 松本ピアノが伝えてくれる何かを代弁しているような気がしました。

 

ふたをあけてみると

 

・・・ ? アクテデュースの鍵 ? 

ちくちく 手縫いでつくられたフェルトのポッケに

上品に納まっておりました・・・。

 

 
 
 
 
ゆっくり ゆっくり 眠っていたピアノが
 
優しく目をさますように祈りながら、
 
私たちも 
 
ゆっくりと 音を奏でる日を 待ってみましょう・・・。
 
                      (つづく)
 
 


  • acteduce: 須藤さま はじめまして。 この度はお問い合わせありがとうございます。 もし仙台へお越しの機会がおありで
  • すどう: 初めまして。 千葉県在住の須藤と申します。
  • acteduce: 渡部様 こちらこそありがとうございました。 お話を伺ったことで、目に映る景色がたいへん豊かになりまし
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