Archive for 10月 2008
革工芸・・・オリジナルカードケース
Posted on: 2008年10月3日
先日、ギャラリー・ガレにて個展を終えられたばかりの福山裕子先生。個展会場では予想以上にオーダー注文を受けられたそうで、これからしばらく創作に追われることになりそう・・・と福山先生休む暇なくご活躍です。素敵な革絵をみせていただき、ありがとうございました。そんな中、革工芸「オリジナルカードケース」のワークショップが開催されました。お財布の中にカードがイッパイでぱんぱんに・・・そんな声から生まれた、とっても便利な単独カードケースです。カード整理はもちろん、お気に入りのショップカードや名刺のストックにも使えそう・・・形に切った牛革に木槌でトントン好みの刻印を打って自由に模様を作っていきます。染色に入ると、色の重ね方によって趣が加わり・・・仕上げ剤で磨いて艶を出すと本格的な革工芸完成!今回参加された方は皆さん初めてという事でしたが、木槌でトントンが1番ハマってしまう行程のようで・・・賑やかだった教室が、空気一転、真剣勝負に。そういえば、夏休みに行った子供教室の時も・・・同じく、トントンこどもたち夢中~!集中~!童心に返った大人たちとはいえ、実際自分で使うカードケースとなると気合が違います!!使い込むほどに味が出る革・・・長く愛用しようと思うと、自然と本気度アップです。
コーラス「こえを味わう」本日スタート!!
Posted on: 2008年10月2日
いよいよ本日10月2日より「こえを味わう」コーラスの講座がスタートしました!講師はソプラノ歌手の夛賀真理先生、伴奏をピアノ教師の加藤知美先生が担当して下さいます。・・・日本を代表する歌の1つ「荒城の月」がスタートの曲目でした。前半は歌う時の立ち方や姿勢・発声などを学びました。個別に丁寧な指導を頂けるのは少人数制ならではです。後半1時間で楽譜をみながらの曲練習に入り、素敵な歌声が教室に広がりました。歌うこと以上に息継ぎ「ブレス」の仕方が大切であるという先生のコメントが印象的でした。歌い手自身が楽しく歌うことはもちろん大切ですが、このような技術面を学ぶ事で“コーラス”としての、より深い綺麗なハーモニーが生まれるのですね。後ろできいていて「最初と最後でこんなに変った!」というのが、素人の私にも明らかにわかり、感動的な授業でした。「こえを味わう」というタイトルにある通り、歌っている自分の声も、隣で歌っているの人の声も味わうことで、より深い音楽が聴き手に届くのだなと感じました。
夛賀真理先生(写真右上)の所属する合唱団の1つである「グリーン・ウッド・ハーモニー」が、全日本合唱コンクール宮城県大会、東北大会共に「金賞」!!11月22・23日に岡山県で開催される全国大会に出場決定!!ここアクテデュースをソプラノパート練習にお使い頂いたこともあり、身近で練習を聴けた私は嬉しさひとしお・・・全国大会にむけての更なる練習の積み重ねが続くことでしょうが、グリーン・ウッド・ハーモニーのメンバーの方々、頑張ってくださいね!!応援してます!!
1つの区切り・・・落款印
Posted on: 2008年10月1日
今日から10月、衣替えで制服も色合いが変わり、それだけでも街の風景が少し違ってみえます。
朝晩急に肌寒くなり、私も風邪ぎみで、ぼーっとしてます・・・
書や日本画などには付きものの“落款”(らっかん)を今夜は彫ってみようと思います。
墨画の完成時も、この落款印を押して終了です。
「私が描きました」というしるしであることは勿論ですが、「これが私の持っている力の限界です」
という気持ちになった時に押しすもの・・・と教えて頂きました。ある意味では見切りなのです。
やればやるほど深くなっていく世界は何でも同じだと思いますが、私の場合、これで完璧!を待っていては・・・死ぬまでむりかも・・・
そんな訳で、『今の時点の限界』という、1つの区切りというか見切りをつけ、ある意味で自分の手を放すという事になります。
展覧会などをみると篆刻(てんこく)いう世界も奥深いようですね。
私は習ったわけでもなく、本を見ながらの素人でとっても下手なんですが・・・・がりがりと石を削ってます。
今は「消しゴムハンコ」が流行っているようで、文字やイラストなど皆さん気軽にハンコ作りを楽しんでるようですね。