小さな書の教室
Posted 2008年12月19日
on:夜に『小さな書の教室』がありました。
今日から始められた方は、30年ぶり?に筆をにぎられたそうです。
墨を磨るのも30年ぶり。
新しい道具を揃えてこれから始めるって、新鮮でわくわくしますね。1年生の入学準備みたいで・・・
お仕事帰りに書と向き合う時間を作られるのは、
とても豊かなライフスタイルだな~と感じました。
この教室がそんなきっかけとなれて嬉しいです。
今日はまず筆に慣れることから・・・
横・縦の線の練習から
あゆ美先生オリジナルの・・・▽(逆三角)をかく練習。
これが、右払いの上達に1番だと先生発見したそうですよ!
静かにというよりは盛り上がりながら、最後に一文字書いてみました。
まじめで楽しい夜でした。
今日の午後は東北大学金属研究所で行われた講演会を視聴させていただきました。
・・・最新技術による古代日本『邪馬台国』の謎へのいざない・・・
三角縁神獣鏡の出自を探るうえで、研究のキーポイントとなる製作地は未だ謎に包まれているそうです。
これまで、伝統的な考古学的な手法だけでなく、様々な自然科学的な面からの分析研究が行われているそうですが、
確定した結論は出ていない・・・。
そこで工学的な観点から、高エネルギー放射光を入射ビームとして用いて分析!
鏡を壊すことなく、表面のサビなどの腐食にも左右されずに鏡の内部の細かい情報を得ることができるように・・・
そこから得た情報は文系理系というジャンルを超えて大きい。
素人の私のIQ範囲で理解したのは、そんなお話でした。
考古学と工学の組み合わせのみならず、何かを研究・分析していく上で、
様々な観点から物を見る目は、より前進する近道なんですね。
「私はこれが専門だから」という意識だけではなく、
色んな事に興味を持ち、1回受け入れてみる姿勢を意識していきたいと思いました。
ヒントはどこにあるか分からないですね。
こんな風に、その業界の第一人者チームがタックルを組んだら、
スピードアップで研究は進んでいくのですね。
横繋がりで車の両輪となれば、想像もつかない面白い事がいっぱいおこりそう!
今日の講演会にお誘いいただき、ありがとうございました。
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