裏打ち教室
Posted on: 2009年8月6日
仙台は今日から七夕祭り。
アーケード街はそうとう賑わってるんだろうな~と
1本裏道が通勤路の私は、まだみていないのですが・・・
「スゴイ人だよ~ 駐車場が満車で~」ときくと
そうか!そういう事か!
夜涼しくなったら行ってみよう。
そんな中
この教室はいつも通りゆっくりと時間がすぎていました。
今日は裏打ち教室。
プロの表具屋さんが直接ご指導してくださるとあって
皆さん真剣そのもの。
裏打ちは 額装・掛け軸・折り本・作品・廻りの布・・・
色んな場面で必要となってくる技術です。
参加者の方も 美術系大学の学生さんや モノ作りに関わる方など
専門分野に生かしたいという 本気モードたっぷり!!
裏うちには
紙の場合補強に、 布の場合柄のゆがみを防いだり落ち着かせる役割があります。
裏打ちのやり方には何通りかあり
どれがよくてどれが悪いという事ではなく、
布によって どの方法でやるのがベストかバッチテストをしてみて(写真右)判断するそうです。
化学糊(ビニール樹脂)を使うか しょうふ糊(でんぷん)を使うか
みあったやり方を選ぶ事が大事だということです。
布を 自然な状態で落ちつかせ
帯状に切った手すき和紙に水で薄めた糊をぬり天地を押さえます
布の大きさにあわせて切った薄い和紙に原液の濃い糊を
中央から四方に 刷毛を使ってのばします。
かけ竹という竹の道具を使って、
台からはがし、布にかぶせます。
中心から四方に刷毛を使って落ち着かせます。
手順は覚えられても、
経験による「ちょうどよさ」を掴むことが求められるんだな~と
思いました。
この布はこのやり方で、という判断や見極め
この位の糊の加減で、
その感覚的なのもは 口では教えられないことですよね~
どの世界でも「経験」して体で覚えるしかないことって
1番重要だったりしますね。
皆さんが裏打ちした 大切な1枚は
一昼夜そのままで乾かします。
月曜日に剥がすのが お楽しみですね。そして・・・夜は一転して只今 荒井真澄先生の ヴォイス トレーニング 教室中!!















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