松本ピアノ日記⑧
Posted 2010年11月25日
on:松本ピアノお披露目の会、
このピアノにゆかりのある方もいらして下さり、
修復により蘇ったピアノを楽しみ お客様と一緒にお祝いさせて頂きました。
いいものを長く使ってほしい・・・という調律師さんの思いや
ヨーロッパの音に近い音を目指して
松本ピアノは作られたのでは? というお話は大変興味深く
部品の1つ1つ国産にこだわり、職人の手によって作られたこだわりのこのピアノは
年間20~30台という少しの台数しか生産されなかったそうです。
今回の修復は「出来る限り このままの部品でなんとか当時の音を・・・」というコンセプトで進められました。
松本ピアノはスイートトーンとよばれていたそうですが
低音は重厚、中音はジューシー、高音はキラキラと華やか・・・
そして音が空中を弧を描いて飛ぶような・・・・というお話でした。
このピアノに似合う クラシックな曲を ピアニストさんが選び
古くからある楽器であるからこそ
新しく広がる音色に包まれたような気がしました。
28日(日)には シューマンと智恵子抄 という組み合わせで
またひと味違った ピアノをお楽しみいただけます。
16:00からの公演は 若干お席がございますので
参加ご希望の方はお早めにお申込みください。
(13:00からは完売となりました)
皆様のお越しをおまちしております。
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