アクテデュース

Archive for 4月 2011

今回の『さくらカフェ』も、一期一会。

今日 この場にいるお客様お一人お一人、

小関佳宏さんのギター、荒井真澄さんのうた、私の墨画、

かなりの確率で巡り合っている私たちのこの時間『さくらカフェ』。

開催できたことへの感謝と、

今を味わう大切さを 感じています。

 

過ぎた過去や これからのこと未来に 目をむかがちですが、

自分の今 を創造していけるのだから、

人と比べずに 自分をきちんと見つめてあげたいですね。

小関さんのお話にもありましたが、

札幌に約一カ月滞在しなければならなかったことも、

とっても意味のあることだったような。

『祈り』は、自分の心を穏やかに 自分を平安にするためでもあります。

安心する心を 保てるように 心おだやかで過ごしたいですね。

音楽の力は 本当に強いと思います。

潤いを与えてあげましょう!

久しぶりの乾杯でした。

家のそばでも 桜が咲きはじめました。

毎年 好んで眺めている 片平キャンパスの桜です。

17時ころみたこの花の遠くには お月さまの姿も。小さく写ってるのみえますか?

さて、明日はいよいよ 「さくらカフェ」 。

お互い今一番大事なことをやりつつ、いろいろ制限される中

諸事情で打ち合わせも メールや電話でのやりとり。。。

真剣にとりくむ中で なりゆきに任せる明日の流れ・・・を

そして、お客様にお逢いできることを・・・

自分たちも とても楽しみにしています。

今日は

氏家あゆ美先生の『小さな書の教室』

前回から篆刻に取り組んでいます。

  

書道には欠かせない 落款。 

教室では 印を彫る 篆刻 も学習し 作品を完成させます。

次回ではじめての落款が完成する予定です!

emi ichinoseki

今日の仙台はぽかぽか。 コート無しで街を歩けます。

入学したばかりの小学生をみかけると ランドセルを背負って歩くだけで精一杯って感じで なんだか ほほ笑ましく 嬉しくなります!

このところ とにかく墨画を描きためていて・・・

お花をたくさん描いています。

墨は 精神を落ち着かせてくれるので、 

避難所生活が長くなりそうな地域の方へ 体験していただけるようなワークショップができればと、準備をしておりました。

避難所での「墨で描く、出張ワークショップ」では、

避難生活を送っておられる方で、

震災で犠牲になられた方へお祈りの気持ちで

一輪でも、皆さんで 墨でお花を描いて 飾っていければと思います。

一時でも 気持ちだけでも 穏やかな時間を過ごしていただきたいものです。

道具や材料などは 無料で準備させていただきますので

遠慮なく ご相談ください。

 

  

 

今週土曜日にアクテデュースで開催される、小関佳宏さんのギター演奏 『さくらカフェ』 にむけて描いていた墨画の作品が完成し、

掛け軸にするため 表具やさんに行ってきました。

宮城の文化芸術発表の場として主要となっていた公共施設・メディアテイクが災害をうけ、予定されていた毎年恒例の大きな展示会やイベントが中止となりました。 

書道展や美術展の中止で 表具やさんの仕事も激減。「被災地の方に比べたらまだまし」と誰もが言うモノの 一か月が過ぎると 間接的被害も こんな風にたくさん耳にします。

石巻や女川、閖上や名取など、沿岸部には 書道家や画家など表装を必要とされるお客様が大変多かったそうです。

いろんな意味で 日常が戻るように、動いて廻っていくようになればいいなと、願っています。

スタッフで悩んだ末、こんな時だからこそ決行する判断をした「さくらカフェ」。

「こんな時、お客さまはきてくれるのか?」と 話ながら、「とにかくやるだけやってみよう」と

半ばダメ元で決行!

と、思ったら 予想していた以上の方にご予約いただき、本当に感謝しています。

余震にも負けず! みんなきてくれるんだ~。。。

小関さんの生ギターと荒井さんの朗読で

 穏やかな楽しい時間をご一緒し

とにかく久しぶりに顔をあわせ 安心しましょう!

今回 墨画は「お月さまに桜」を描きました。 

「祈り」の気持ちで描かせていただきました。

あわせてご覧いただければ幸いです。

さて、

今日は 柴田治先生の水彩画 水曜日教室が再開。

「街に学び、街を描く水彩画」 あらためて街なみの懐かしさや風景の有難さを痛感するこのタイトルに 今となっては 特別な重みを感じます。

心に残る 思い出の風景が いつまでも消えないように、 

大切に記憶に残しておきたいものです。

想いをこめて描いたぶん、作品の意味も生まれて、 あらためて 充実した人生が過ごせそうな気がします。

今日 描いた川沿いのこの風景も、

今は木も倒され もうみることはできませんが、

この画の中で 蘇って いつまでも 懐かしいこの世界に、留まる気がします。

   

            

 

折り本教室、本講座は今日から再開! とはいっても、まだまだ普段通りとはいきません。

今日これた生徒さんはお一人。

マンツーマン指導!です。

県外に避難されていたり、ご家族が倒れられたり、今避難所生活をされていたり、

本当に ひとりひとりの置かれている状況は様々。

でも 先生方、やっぱり話がいき付くところは「たとえ一人でも、やれる人からはじめて 仲間が戻ってこれる日を待とう」という方向・・・。 

折り本のながさわゆうこ先生は、仙台市宮城野区在住。

3・11の地震より 先日の余震・震度6強の被害が大きく、家も危険な状態とか・・・。

前回以上に部屋の中も手がつけられないそう。

いつも利用されているJRも またとまってしまい 一日数本運行されているバスでこちらへ。

そんな中でも、自分のためにも 教室決行した方が踏ん張れる!という先生でした。

いきつくところは、 今やれることをやろう!踏ん張って、しのごう! 

ここまでくると、頑張るというより 踏ん張る ! 

それでもグラついてバランス崩れそうなとこを  

声掛け合って 支え合っていかないとね。 

私も  いろんな人に気にしてもらって、いろんなことに感謝している毎日です!

今日のマンツーマン折り本教室でも、

「好きなことがあると 強い」 という結論でした。

没頭できて、充実した時間を過ごすことで

何か 超えていければいいですね。

今日作ったのは こちら!「四目綴じ和本」 の小さな手帳です。

気を紛らわすことも 1つの手。

「きてよかった!」と、 作品を持ちかえられました。

    

「少しでも明るくなるように、先生にプレゼントします!」 と、

オレンジや黄色やピンクや赤・・・明るくなるようなカラーがいっぱいの

小さな花束を 墨画教室の生徒さんからいただきました。

私も 気を取り直して。。。「りらく」墨あそび教室を 再開しました。

もちろん生徒さんも それぞれの災害を今もかかえています。

その日の衣食住を整えるのが精一杯で、 曜日感覚も曖昧になってきていて、

とにかく何もしないでも 何かをしても 疲れが出てきている このごろだと思います。

情報雑誌の「りらく」さんも 発行にむけて頑張っているところ。

月2回開催されている墨画の教室も、まだ連絡がつかない生徒さんがいたり・・・そんな落ち着かない状況ではありますが、

こんな時こそ、やってよかった。。。と思える時間でした。

ここに足を運ぶだけで 今は 勇気とエネルギーを使うと思います。

急ぐことはないけど、

自分と向き合う時間、 潤う時間を 意識的に作って、

張りつめた精神をリラックスさせてあげましょう。

こんなとき、墨をやっていて 本当によかったと思いました。

一時でも 絵の中の別世界で 

皆さんの心が 充実や潤いで 整っていくように、

リハビリ気分で 墨をすることを おすすめします。

墨には 科学的にも 精神鎮静効果があると いわれていますし

濃淡のにじみや 色合いは 何を描くでもなく 色あいに癒されます。

今回のことで、生徒さん方も 口々に 何かがかわったとおっしゃっていました。

 今まで邪魔されていた「上手にかきたい」「自分は下手だ・・・」 などという気持ちが、

なくなって 「自分らしく」とか「自由でいい」 と感じるようになったそうです。

「きてよかった」「一生続けられる好きなことを大事にしたい」「墨を磨ると心が楽になれる」と、 参加された方々から言っていただきました。私も同感です。

   

しばらくは 夜の教室は 交通事情もあり、時間を短縮して、

会場はアクテデュースで開催することになりました。

体験もできますので(無料) お問い合わせくださいね。 気軽に遊びにきてください。

前回は 震災後初再開ということもあって、夜は話で終わってしまったけど・・・

次回から まじめにやります!

今日は 日曜日、

調律師の小田島さんが 今朝連絡をくれて、

再び歩いたピアノのくつを バージョンアップ!! してくれました。

地震にこっちの方が強いかもと 交換してくれました。

直しても直しても また余震で ふりだしに戻る・・と、 

皆さんの倒れてしまったピアノを戻して 調律・・・と

今 メンテナンスというよりは 復興を繰り返しているご様子。

いいかげん ぐったりしてしまいますよね。。。でも みんな小田島さんだけが頼り。

いつも ありがとうございます!

 

また地震・・・

自宅で桜の絵を描いているときでした。

震度6で余震? やっと片づけて、ライフラインも直ってきて、

買い物もできて、と落ち着きたいところに また・・・。

今回自宅は一夜だけの停電で、朝には電気がつきましたが、

先が見えない時間の またこんなのの繰り返し? という不安や

半ば またきた という諦めも ある意味恐ろしい・・・

停電の中想像する「またアクテの中は散乱してるのか?今度は何が壊れてるんだ?松本くんは?」

でもきっと あのピアノは大丈夫!! と、いいきかせ、来てみました。

エレベーターは停止中なので 階段を上って4階に近づいて、

部屋のカギを開けるときは 手がガクガク震えてました。

大丈夫!!と 思いながらも、

ひとりで扉を開けるのって やっぱり勇気がいる! 怖い・・・

この先 どうなってるの??? と ゆっくり覗いてみると、

桜を背中で支えた 松本くんの姿が。。。

また 歩いている・・・

今度は 靴をはいてる・・・

桜の入ったガラスの花瓶が 絶妙に斜めに片隅浮いているのに、

ピアノの背中に枝が支えられて 水さえこぼれていない・・・

部屋はまた散乱・・・

あんまり怖いのが続いて 私もいかれてしまったのか、

大事な桜を守ってくれた姿に 思わず笑ってしまった。

撃たれ強い上にう、さりげなくダンディーな、松本くんでした。

先日は この松本ピアノを作った3代目・松本新一さんから

パソコンとかメールとかは苦手なので電話しましたと、直接お話させていただくことができました。

「なにかあったら言ってくださいね」と言葉をかけていただき、有難いです。

今回 君津は大丈夫でしょうか?

さあ、また、気を取り直して アクテ片づけ、家片づけ、

続きが描きたい。。。

 emi ichinoseki

『花は咲くんだなぁ。 どんなときも。 それは心のつっかえぼうだね。

でも、正直、今の私の心は もう一方を 天への恨みが支えています。

そうでなければ、心が落ちてしまいそうです。

一度や二度の桜では癒えそうにないけど、

今は、時がくれば花は咲く、明けない夜はない・・・と 信じていくしかないですね。

ちょっと弱音がでてきた四週目。 』 

・・・ながさわゆうこ・・・・

今日から再開した、 『ぱた本屋』ながさわゆうこ先生の 折り本ワークショップ。

あらためて、「たいせつなもの」 をきちんとした形で残しておきたい・・・

そんな気持ちを持たれた方が多いようです。

先ほどいらしてくれた表具屋さんにも、

震災後、表具を依頼されるお客様が続いていらしてるそう。

そのうち、と思っていても、 なかなか保留していた事も、

あらためて見直して、これは保存しておこうという気持ちが高まるのもわかる気がします。

作家さんたちも、いつ 何が起こるかわからないと実感高まり?

作品整理、そして処分。。。いる、要らないを 見直してる!・・・なんて話題も最近耳にします。

いろんな心理が 生まれるんですね。

今日作った折り本は 「王朝継ぎ紙」という、古の紙遊びを生かし、

作品として残したいという方々が参加されていました。

自分にとっての宝物は 人それぞれですが、 

皆 よりどころを持つことで、それが力の源になっているんですね。

春、夏、秋、冬、、、

どんな時でも 平等に 日本には四季が巡ってきますね。

今年は その日本ならではの情緒を意識して大切にみんなと過ごしていきたい・・・と、 年が明けたころからあれこれ考えていたクミさん。

だまっていても 時は進み 否応なくやってくる春、

考え抜いた末、 今やれることとして 『春』 の喫茶室、 開くことに決まりました。

いろんな想いを込めて、一時間半の喫茶室OPENです。

昨日アクテデュースのホームページ『お知らせ』に、掲載しました。

よかったら いらしてください。

ご予約 おまちしております。

・・・この写真は今朝咲いたイチゴの花♡実るといいな。

以下 クミさんからのご案内です。・・・・・・・・・・・・・・・

こころがほっとする時間をみなさまと一緒に過ごせたらと思い、1Day喫茶室オープンします。

春の空中喫茶室は季節の和菓子と癒しのお茶でくつろぎのひとときをお届けできればと思います。

みなさまにお会いできることを楽しみにしております。

高橋クミ

 

つぼみで頂いた桜が、こんなに咲いてくれました。

まだ肌寒い仙台の開花は 少し先になりそうですが、

16日に予定していたアクテデュースでの「さくらカフェ」は、

担当者で開催の有無を検討の末、一度は中止を考えたのですが、

時間を変更して日中だけでも開こう ということになりました。

詳しくは、「お知らせ」コーナーに掲載しましたので、

ご覧きただき お申込みをお待ちしております。 

以下、荒井真澄さんからのメッセージを添付いたします。

*** この度の東日本大震災に遭遇された皆様へ ***

本当に大変な出来事でした。できればなかったことにしたい、この大きな経験。

信じられないけれど、現実なんですよね。

最初の何日かは無我夢中、生きるために、守らなきゃいけない家族のために

皆さん必死だったと思います。

暗闇の中、余震の恐怖に眠れぬ夜が続きました。

家族や親戚、友人知人と思うように連絡が取れない中、たくさんの

心配をかけました。

電気が復旧すると、今までラジオでしか知らなかった事実がありました。

ありえない映像。ショックでした。言葉を失いました。

なにも手につかず、一日がただ過ぎていきました。

ライフラインの復旧とともに、徐々に落ち着きを取り戻した生活の中で

今思うこと。

被災地では誰もが頑張ってる。極限まで頑張っている。

大切な人を亡くした人も、家を無くした人も、仕事を無くした人も、

家族を守ろうと食べ物を買うために並んでいる人も、

被災者を助けようと支援してくださる全ての皆さんが頑張っている。

思い合い、支え合い、生きている。

なんのために?

この困難を超えるために。未来を創るために。

気がつくと我が家の小さな庭は、芽吹きの季節。

チューリップやスイセンも芽を出しました。

毎日ヒヨドリがえさを探してやってきます。

どんなときも自然はあるがまま。無理することなくそのままに。

そんな自然の営みに、今私たちも身を委ねるのがいいのかもしれません。

もうすぐ桜が咲きますね。その時がきたら咲きますね。

桜に元気をもらいましょう。そしてできることから始めましょう。

ギター弾きはギターを弾いて、墨画作家は好きな桜を描いて、

私は音を紡いで。

一時は開催をあきらめかけたさくらカフェですが、話合って

開催を決めました。

行動することが未来を創ると信じて、元気の一歩を踏み出します。

負けるわけにはいきません。私たちは生きていくのです。

                     2011,4,4   荒井 真澄

 



  • acteduce: 須藤さま はじめまして。 この度はお問い合わせありがとうございます。 もし仙台へお越しの機会がおありで
  • すどう: 初めまして。 千葉県在住の須藤と申します。
  • acteduce: 渡部様 こちらこそありがとうございました。 お話を伺ったことで、目に映る景色がたいへん豊かになりまし
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