南小の元気新聞
Posted on: 2012年3月14日
南気仙沼小学校から、郵便が届いていて・・・
なんだろう?と 茶封筒を開けてみると、
一冊の手作り文集が入っていました。
『南小の“元気”を伝えよう』~お世話になった方々へ~
という題で、5年生がひとり一枚書いた 元気新聞と学級通信が綴られています。
先生からと 生徒のひとりからのお手紙が添えてあり、
突然の贈り物を受け取った嬉しさと 学校がなくなってしまう現実を目の当たりにしての寂しさと、何ともいいがたい気持ちで涙が出てきました。
教員も一緒に前に進んでいきたい、
『南気仙沼小学校』の名称が無くなることは、とても寂しく残念なことではありますが、
応援してくれたことを忘れることなく、子どもたちと進んでいきたい・・・
元気と活力に満ちた校風と、
我々の心の中に宿る『南小スピリット』は永遠に不屈・不滅だと信じております・・・
と、先生のお手紙にはありました。
ウォークラリーや野外炊飯、運動会など 1つ1つの行事の作文を読むと、
学校がいかに子どもたちにとってより所となっていたか 元気の源になっていたかが
ひしひしと伝わってきます。
先生からの学級通信もパソコンではなく 手書きだからこその親近感があり
消えることのない思い出として これからも励まし続けてくれることと思います。
5年生の女の子からのお手紙には、
「・・・毎日の学校生活や行事をがんばっている南小の様子をひとりひとり新聞にまとめました。感謝の気持ちをこめておくります。南小は閉校し統合することになってとても寂しいことですが、私たちはずっとずっと南っ子です。南小スピリットをむねに、新しい学校でもがんばっていきます。・・・」
と書かれており、先生も子どもたちも、ご家族も、今を受け入れ、前に進んでいこうという思いは一緒で「明るく元気です」という手紙を頂いた事に 私も励まされました。
校長先生が卒業してゆく6年生のために 人数分のチューリップの鉢を育てていると言っておられました。海水を洗って助かった球根たちもあるそうで ちょうど卒業式の日に咲くように、
心を込めて卒業生に贈り続けることが、 校長先生の「夢」と この前お会いしたときに教えて下さいました。「私も夢は持ち続けていきますよ」というお言葉と その時の笑顔は ずっと忘れません。
思いがけないご縁で、このような繋がりをいただき、私まで南小の中に入れて頂いた気持ちです。
ありがとうございました。
この文集はアクテデュースで 皆さんにもご覧いただきたいとおもいます。
お声がけください。


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